神奈川「鎌倉紅谷」クルミッ子 8個入り
神奈川「鎌倉紅谷」クルミッ子
クルミッ子. 8個入りで1,242 円(税込)
8個入りが売ってたので買ってみました。
クルミッ子は賞味期限が1ケ月以上あるので、多めに買っても消費できますね。
クルミッ子はリスのマークでお馴染みですが、発売当時のクルミッ子の掛け紙には、先代が尊敬していた源頼朝が守り神のように描かれていたそうです。
リスのイラストは発売当初から存在していましたが、原画の作者は不明。
平成20年、有井宏太郎社長就任と同時にブランドリニューアルを行い、大ヒットとなりました。
リスのエコバッグなどのグッズも販売されて可愛いです。
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クルミたっぷり。
自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込んで、バターの生地で挟み込んでます。
ビターなキャラメルが香ばしくって、苦甘いのが美味しい。
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「鎌倉紅谷」はクルミッ子しか知らないのですが、昭和59年の発売当初は焼き菓子の「あじさい」のほうがまだ人気だったそうです。
あじさい食べてみたいなぁ。
クルミッ子は、 大銀杏、あじさいに続き、先代が三つ目の鎌倉菓子としてつくられました。
『クルミッ子』の誕生の興味深い記事があったので紹介します。
「雪ノ下の工房裏には、よくリスがいました。リスの好物はクルミ、クルミの菓子、という連想が父の頭に浮かんだようです。
その頃の父には、なんとかできないかと考えていたものがもう一つありました。
銀杏型に抜いたサブレーの余り生地を、他の菓子に生かせないかと考えたのです。
サブレーの余り生地でクルミの入ったキャラメルを挟んだ。
これが『クルミッ子』の誕生につながりました」
洋菓子にエンガディナーという、バターたっぷりのサブレ生地でキャラメルを挟んだ菓子があります。
スイスのエンガディン地方の伝統菓子で、この地方の菓子職人が隣国のフランスやイタリアに伝え、ヨーロッパ菓子として定着しました。
おそらく日本人がこの菓子を見るとクルミッ子みたい、と思うかもなのですが、食べてみると生地やキャラメルの重さが全く違います。
ヨーロッパのエンガディナーは、体の芯に沈んでいくような重さがあり、サイズも大きい場合が多いです。
対して、クルミッ子は小ぶりなサイズで、苦すぎず甘すぎないキャラメル、重すぎない生地。
繊細なトータルバランスは、日本人感覚の菓子だと確信します。
「クルミッ子の生地は上生地と下生地で若干厚みを変えています。
上生地は最初に歯にあたる部分なので薄く、そして下生地は歯応えを楽しめるようにやや厚く。
微妙な差なのですが、そんな絶妙な調整の積み重ねがクルミッ子の美味しさの秘訣なんです。
手作業でないとその微妙な調整は効きません」
参照記事 <鎌倉紅谷>が伊勢丹新宿店にオープン。 人気のクルミッ子を主軸に、新たな生菓子も登場。 | ISETAN FOOD INDEX | 伊勢丹 新宿店 | 伊勢丹 店舗情報
エンガディナーは、いくえみ綾さんの漫画「ローズ ローズィ ローズフル バッド」に出てきたところだったのでタイムリーでした。
いちょうサブレーの余り生地からクルミッ子が誕生したんですね。
上下で厚みを変えてるのもポイント。
いちょうサブレーは2015年にリニューアルし「鎌倉だより」になっています。
食べてみたいな。
公式リンク 株式会社 鎌倉紅谷
店舗
・湘南深沢店
・幸浦店(横浜市)
・Kurumicco Factoryショップ
・ららぽーと横浜店
・横浜髙島屋店
・伊勢丹新宿店