南禅寺の境内にある疎水は有名です。
疏水は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路で、1888年(明治21年)に完成しました。
疎水は田辺朔郎氏が設計、デザインしています。
田辺朔郎氏を調べてびっくり!弱冠21歳で疎水工事の担当をしたのだそう!
若いっ!
その経緯ですが、琵琶湖疎水工事を天皇下賜金で断行することを知り、卒業論文「琵琶湖疏水工事の計画」を完成させます。
のちに同論文は海外雑誌にも掲載され、イギリス土木学会の最高賞であるテルフォード賞を授与。
学長の推薦もあり、田辺朔郎氏は弱冠21歳で疎水工事の担当になったのです!
すごい~!
なるほど、南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮してデザインしたといえ、通常は和風になるのではないか?と不思議だったんです。
田辺朔郎氏が担当したからこんなに思い切ったお洒落で斬新な水路になったんですね!
もしかしたら就職や出世のご利益にあやかれるかも?(笑)
素敵な場所なので、ぜひ訪れて欲しい観光スポットです!
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疎水は撮影スポットとしても人気の高い場所で、雑誌の撮影やドラマのロケ地にも使われています。
プロが選ぶ場所なら間違いなく素敵なインスタ映えする写真が撮れると思います。
秋なら紅葉と疎水のどちらも楽しめます。
しかもこちら南禅寺の境内ですが、無料で訪れることができるんです!
気軽に立ち寄ることができるのでおすすめです。
私も南禅寺に来たら必ず立ち寄ります。
疎水は全長93.2メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚。
疎水に興味がある方に琵琶湖疏水記念館があります。
疎水は多くの人が訪れますが、長居する人は少なく、また場所も広いので混雑していることはあまりありません。
混雑していても時間が少し経てば空くこともあります。
料金 疎水周辺は無料
アクセス 東西線「蹴上駅」下車徒歩10分、京都駅より市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、四条河原町より市バス32、203系統「東天王町」各徒歩10分
料金 無料