南禅寺にある天授庵(てんじゅあん)は「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台に2013年盛秋になっています。
そのときの「今年の紅葉を見にいく、と言いながら、今の自分を見にいく私、でもありました」というキャッチコピーは何とも意味深!
斜めに敷かれた石の参道と周囲の苔のコントラスト、そして紅葉が美しいお庭です。
紅葉の見頃は11月中旬~12月初旬です。
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拝観入り口付近から本堂越しに東庭の眺め。
目の前に広がる紅葉の美しさに感動。
紅葉が池に映りこむ様子が美しい南庭。
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天授庵は応仁の乱で焼失しましたが、1602年(慶長7年)に細川幽斎(ほそかわゆうさい)によって再建されました。
幽斎は15代将軍・足利義昭の擁立に尽力しますが、後に織田信長のもとで長岡 藤孝(ながおか ふじたか)を名乗って丹後宮津11万石の大名となり、本能寺の変の後、主君・信長の死に殉じて剃髪し幽斎となったお方です。
(漫画・信長協奏曲 を読むとこのあたりのことって興味がすごく湧いてくるし、わかりやすいのでおすすめです)
話しがズレましたが、天授庵では夜間ライトアップ(毎年11月15日頃~11月末)を行っています。
昼とまた印象がガラリと変るので、夜間ライトアップの紅葉もおすすめです。
拝観時間 午前9時~午後5時(冬期・11月15日~は午前9時~午後4時半)
拝観料 500円(夜間ライトアップ 600円 17:30~20:45)
アクセス 東西線「蹴上駅」下車徒歩10分、京都駅より市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、四条河原町より市バス32、203系統「東天王町」各徒歩10分