日本3大門のひとつ。南禅寺の三門。
南禅寺の三門の高さは22m。
歌舞伎「楼門五三桐」(さんもんごさんのきり)で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」で見得を切る舞台として有名です。
金地院の後、三門へやってきました。
急な木の階段をのぼると「おぉ!絶景かな~!」
10月初旬の風景はちょっと紅葉が見られるけど、まだ緑が多いですね。
遠くを見れば真正面に京都ホテルオークラが見えます。
やや右手に平安神宮の赤い鳥居。
今日はあそこからここまで歩いて来たのだなぁ。結構歩きました。
もう少し眺めていたかったけれど、下から三門の写真を皆さんが代わるがわる撮っていて、他人の思い出に残らないよう退散(笑)
三門はぐるりとまわれるようになっていて、裏へやってきました。
それにしても立派な作りだこと!
三門からの眺めも良かったのですが、思ったより廊下が広くてびっくりで、木製の手すりの頑丈な作りだとか、昔の人の技術に感心。
木造建築っていいなぁ!
裏の眺め。11月になれば紅葉が綺麗です。
秋の紅葉「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台で有名な天授庵(てんじゅあん)が見えます。
紅葉すると真っ赤な紅葉が見られます。
方丈の柿皮葺屋根がよく見えます。
柿皮葺屋根は技術者が少なくなっていて、修復も難しい屋根なのだそうです。
右の建物には越屋根(こしやね)がついてるのが見えます。なんだか可愛い。
天授庵を見下ろすなんて三門ならではですね。
帰るには再び急な階段を下りるのですが、のぼってくる人と階段を譲り合いながら、頭上にも気をつける必要があり、段差が広いので結構怖くて「歳をとったら三門に登れないかも!」と思いました。
三門は体力があるうちにのぼってみて欲しいです。
拝観時間 午前8時40分~午後5時( 3月1日~11月30日)・午前8時40分~午後4時30分 (12月1日~2月28日)・拝観受付は拝観時間終了の20分前まで
料金 500円(外観は無料で眺められ門をくぐることもできます)
アクセス 東西線「蹴上駅」下車徒歩10分、京都駅より市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車、四条河原町より市バス32、203系統「東天王町」各徒歩10分