【大阪】板垣退助氏のトランク!阪急うめだのルイ・ヴィトン「TIME CAPSULE」展 その3(感想レビュー)
日本人で初めてヴィトンのバッグを購入したと言われる板垣退助氏のレイエ・キャンバスのスティーマー・トランク(1883年)です。
板垣氏は1882~83年に「板垣洋行」と呼ばれる欧州視察をしていることから83年1月に購入したとみられます。
ITAGAKIのロゴがカッコイイですね。
近寄って見ると、底部は擦れて木がむき出しになっていました。
当時は木で作られてたんですね。
気に入って使っていたと思われますが、船旅などで傷んだんのかなぁ。
当時の旅がどんなものだったのか、ちょっとロマンを感じました。
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モノグラム・キャンバスのウィスキーケース(1955年)
こだわりのお酒飲みのためのケースですね。
なんと!お茶道具を入れるバッグもありました。
セレブな奥様が持ってそう!
これはサッカーボール?こんな高級品は蹴れないですね。
スイカバッグとして活用することもできそう。
つづら程の大きなメール・トランク。
船で運ぶ際に使用されたそうです。
スタッフさんが「このモノグラムは手描きなんですよ」と教えてくれました。
手描き!?
近づいて見ると、本当だ!なんだか味わいのあるモノグラム。
ある意味、偽物感があります(笑)
今のプリントのモノグラムを見慣れているせいでしょうね。
当時はモノグラムをひとうひとつ描いていたとは!
模造品防止もあって模様を描いていたそうで、当時からコピー商品に悩まされていたとは!