【スペイン】2026年完成予定の「サグラダ・ファミリア」昔の思い出
スペイン・バルセロナにある「サグラダ・ファミリア」は完成までには300年以上を要すると言われていました。
案内してくれたガイドさんが当時、
「みなさんが生きてる間に完成しないので見れません。このペースだとお孫さんも見れないと思います」
というようなことを言ったので、
(そうか生きてる間に完成しないんだ)
と不思議な気持ちになりました。
まだ若かった私には、自分が生きてる間に完成しない建築物がこの世にあるというのがちょっと理解できなかったのだと思います。
他にそんな建築物って無いですよね?
ガイドの言葉を聞いて、
「完成しない建物を見ても仕方ない」と皮肉を言う人もいましたし、
「建築し続けていれば珍しがって観光客が来るからに違いない」
と考える人もいました。
ところが2026年に完成するそうなのです。
あと7年!!
大幅な短縮です。
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私が訪れた頃のサグラダ・ファミリアは、
びっくりするほどスッカラカン。
野ざらし状態!
屋根がまったくありません。
当時は工事をしているのか、していないのかわからない状態でした。
いや、ほとんど工事はストップしていました。
予算が無かったことが大きいです。
古い部分が壊れてきて修復しているのか建ててるのかわからない状態。
出費だけがどんどんかさみ、当時の市長が工事をストップさせるなどしていたと思います。
そもそも本当に完成するのか?という疑問もありました。
「観光に来るのは日本人くらい」
と冗談を言われるほど、当時は寂れた観光地でした。
それでも夕日に染まるサグラダ・ファミリアはとても美しく感動的でした。
夕日に染まるサグラダ・ファミリアは本当におすすめです。
サグラダ・ファミリアは2005年に世界遺産になり、建物もずいぶん建築がすすみ、今では超人気の観光スポットです。
入場チケットは予約必須です!
私も完成したサグラダ・ファミリアを見に行って、思い出と見比べてみたいです。
関連リンク サグラダ・ファミリア オフィシャルサイト