お昼にマッカラン国際空港に到着しラスベガスに来たー!
空港からシャトルバスを利用してホテルに向かうことにしました。
シャトルバスを運行している会社はいくつかありますが約7ドルです。
対面式の切符売り場で黒人の女性に指で2枚とすると「ストリップ?」と質問されました。
私は(ストリップ通り行きに乗るのか)と聞かれていると思い「イエース」と答えたのですが、女性は「ストリップ?」と聞き、私も「イエース」の繰り返し。
そしたら女性はまったくもう!という感じで首を横に振ってブースから出てきて、切符売り場の「round trip」を指さしました。
私が「ストリップ」と思っていた言葉は「ラウンドトリップ」でつまり往復切符を買うかどうか聞かれていたのでした。
自分の馬鹿さ加減に思わず笑ってしまいましたが、女性は再び首を横に振ってブースに戻り片道切符を売ってくれました。
シャトルバスは決まった時間に出発するのではなくまとまった乗客が乗車すれば出発します。
相乗りバスと言ったほうが伝わりやすいかもしれませんね。
出発まで待たされることもあると聞いていましたが、私が乗ったときはすでに7割はうまっていて乗り込んでからすぐに発車しました。
後から考えると、私はロサンゼルスで国内線に乗り換えていたためアメリカ人観光客も多くシャトルバスを利用する人が多かったのだと思います。
シャトルバスは乗客がリクエストしたホテルにだけ立ち寄るシステムになっていて、黒人の運転手がひとりひとりにどのホテルに泊まるか聞いて回っていました。
私の番がきてドキドキしながら「トレジャーアイランドホテル」と答えたのですが発音が悪く聞き直されてしまいました。
運転手は英語が苦手な客に慣れている様子でしたが、私が手元に抱えているリュックを見るとムッとしたようでした。
通常、荷物はバスに乗車する前に預けます。
そして荷物を降ろすのは運転手の役目で、その際にチップをうけとります。
私は荷物を極力少なくしていて荷物を預ける必要がなかったので手持ちにしていたのですが、英語がまともに話せずチップも渡さない、運転手から見たら踏んだり蹴ったりの客だったのです。
トレジャーアイランドホテルには2番目くらいに降ろしてもらえました。
私達以外の客はシャトルバスから荷物を降ろしてもらうため待っていましたが、私はさっさとトレジャーホテルを後にして、その向かいにある安ホテルに向かったのでした。