ネットでレモンの素敵なお菓子を見かけて、それが大極殿本舗(だいごくでんほんぽ)の「レース羹」(1260円)と知りました。
太極殿と言えば「琥珀(こはく)流し」が有名です。
以前に琥珀流しをの美味しさに感動したので、このレース羹も美味しいに違いない!
レース羹は5月上旬~9月下旬迄の期間限定商品です。
京都に行ったときに買えるかな?と思っていたら、運よく阪急うめだ百貨店に期間限定で入荷していたので買ってみました。
レモン色の包みと「レースかん」の熨斗が素敵です( *´艸`)
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開けると輪切りのレモンが美しい~!
見てるだけで爽やかで涼しい気がしてきたっ!
ネットで散々見てたのに、直に見るとやっぱりその美しさに惚れ惚れしてしまって、しばらくうっとりと眺めてました。
もう食べるのが勿体ないくらい。
いえ、食べるんですけど(笑)
ずっと眺めていたい和菓子です。
レース羹が発売されたのはまだレモンが珍しい昭和初期に3代目が生みだしました。
名前の由来はレモンの輪切りをレースに見立ててつけられたそうです。
可愛らしいネーミングですね。
横から見ると、レモンがきれいに並んでいて。
お菓子作りやお料理をしたことのある方ならわかると思いますが、具材をキレイに沈めたり気泡を作らないって難しいんですよね。
やっぱり職人の技が光ってこそ、このレモンの美しさが際立っていると感じます。
包み紙はこんな感じでして「生ものですからお早くお召し上がり下さい」とありますが、賞味期限は常温で1週間程ありました。
京都の和菓子で常温で日持ちする老舗のお菓子ってあまり無いと思うので、このレース羹は貴重だと思います。
食べ方ですが、開封後は冷蔵庫で冷やしで、お早くお召し上がりくださいませ、とありますが、、、常温で食べるの?冷やして食べるの?どちらが正解?
ネットで検索したら、太極殿の店頭でレース羹を購入された方が「食べる前に冷やしてください」とアドバイスを受けたと書いてらしたので、冷やして食べるのが正解のようです。
念のため常温でも食べてみたのですが、冷やしたほうが美味しかった!
レース羹は輪切りにしたレモンを皮ごと寒天に閉じ込めた和菓子です。
寒天が絶妙なプリッとしたかたさがあって、でも口に入れるとジュワッと溶けるような柔らかさがあります。
甘い寒天に、レモンの酸味と、皮の苦味が混ざって、想像していたより大人味でした。
お口の中がさっぱりして、夏に相応しい和菓子です。
京都のお土産におすすめです。