こちらの「招福猫(しょうふくねこ)」が気になって見に来たのですが、まずは住吉大社を見ることに。
住吉大社は神功皇后ご自身が住吉大神をお祀りになり建てられました。
神功皇后は西暦211年頃の人物なので約2千年前から住吉大社はあるってこと!?
どうりで大阪の人が「すみよしさん」と親しく呼ぶわけです。
住吉大社はお正月には参拝客数が毎年200万人を超え、今でも大阪の人に愛され続けています。
住吉大社のシンボル的な反橋(そりはし)です。
太鼓橋(たいこばし)とも呼ばれます。
大昔はこの橋は一般人は渡れなかったと聞きましたが、記述が見つかりませんでした。
どこで読んだっけ?
この橋は川端康成が、小説『反橋』で「上るよりもおりる方がこはいものです」と書いたことでも知られています。
橋に近寄って見ると急な角度!
本当だ!降りるほうが怖い。
うさぎの口から水が出てます(笑)
ウサギの口から水が注がれているのは、神功皇后がお祭りされた日が卯歳(うのとし)、卯月(うづき)、卯日(うのひ)であることから、ウサギと深い結びつきを象徴したものだそう。
境内を歩いて
なにかの練習をされてるようで「ここで、、、」と先輩が教えてらっしゃいました。
袴が水色なんですね。さわやか。
1810年(文化7年)に造られた御本殿。
第一本宮から第四本宮にいたる4棟の御本殿は「住吉造」と称し、神社建築史上最古の様式の一つといわれる。いずれも国宝建造物に指定されています。
本殿はすべて西(大阪湾)向きです。
海の神様を祀ってあるからでしょうか。
第2本宮のお祭神は中筒男命(なかつつのおのみこと)です。
住吉大社には「初辰まいり」があります。
初辰とは、毎月最初の辰の日のことです。
この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。
画像 住吉大社
毎月授かる「招福猫(しょうふくねこ)」が有名で奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げた小猫を毎月集め48体そろえることができます。
つまり4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。
ハードルが高いっ!
そして48体を満願成就の証として納めると、なんと!ひと回り大きな招福猫と交換してもらうことができます!
そんな馬鹿な!でもちょっと欲しい!(笑)
納められた招福猫が飾られており、達成した方がいらっしゃるのだなぁ。すごい。
住吉大社にはさまざまなおみくじがあるのですが、恋愛の行方を占う「おもとみくじ」と呼ばれる恋みくじがあります。
神と人との仲を取り持ったと言われる 田裳見宿禰 (たもみのすくね) 、市姫命 (いちひめのみこと)を 模ったお人形の中に恋みくじが入っています。
なんだか可愛らしい。