京都国立近代美術館は私の好きな美術館です。
平安神宮の目の前にあって、鳥居の隣に静かに建っています。
美術館って気軽に寄れないイメージがあるかもしれませんが、京都国立近代美術館はブラリと寄れる気安さがあっておすすめです。
入場券が無くても、ミュージアムショップやカフェを利用することができるのです。
お土産を買うも良し、テラス付きカフェで休憩したり、ランチも食べられます。
またコレクションギャラリーでは、京都国立近代美術館所蔵の作品を、毎回テーマを設けて紹介していて、コレクション展無料観覧日は無料で鑑賞できます!
京都国立近代美術館 の詳細&周辺の人気観光スポットはコチラ>>
現在、京都国立近代美術館で「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」が開催中。
玄関に展示された作品「オープン・ザ・ボックス・オブ・パンドラ」(1990年)は無料で鑑賞できます。
すごく大きな作品!
木彫りで、トーテンポールのようです。
近くでみると凹凸がはっきりとわかり、ダイナミックに削られ迫力があります。
ピカソのようなキュビズム(いろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収めること)が見られます。
彼女の瞳に見ている相手の顔がうつっているのか、彼女を支配する者の象徴なのか。
とにかく泣いてる原因のひとつでしょう。
作品を眺めてみてもっと作品が見たくなったらチケットを購入して楽しんでください、そんな配慮が京都国立近代美術館にはあるのです。
京都国立近代美術館の近くに来たならとりあえず覗いて見るのがおすすめです。
他の美術館のチラシも置いてありますのでアートに興味のある方の情報収集にもおすすめです。
絹谷幸二氏は、1966年に東京藝術大学美術学部油画科を卒業後、同大学院の壁画科へ進学し、アフレスコ(フレスコ画)の研究に邁進しました。
アフレスコの巨匠、ブルーノ・サエッティとの出会いをきっかけに、1971年にイタリアのヴェネツィア・アカデミアに入学し、サエッティのもとでアフレスコ古典画法および現代アフレスコの研究に取り組みました。
帰国後、画家の登竜門と言われた安井賞を歴代最年少で受賞。
アフレスコ技法による色彩豊かで、エネルギーに満ち溢れた画面によって、独自の画風を確立し、2014年には文化功労者に選出されました。
本展覧会は、絹谷幸二の初期から現在に至る代表作を展示するとともに、素描や陶芸、ガラス作品に至るまで、この画家の多彩な活動の全貌に迫ろうとするものです。
会期は2017年8月22日(火)~10月15日(日)まで。
京都国立近代美術館には琵琶湖疏水に面したガラス張りのカフェがあります。
こちらのテラスでお茶を頂いたのですが静かで眺めも良くておすすめです。
店員さんもとっても感じが良く丁寧でした。
コレクション展無料観覧日 はHPのコレクションギャラリーでご確認下さい。
アクセス JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から市バス5番 岩倉行「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
営業時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日、土曜日 午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)