京都の祇園近くにあり、八坂神社や歌舞練場から徒歩数分。
安井金比羅宮はアクセスしやすいので私は時間があれば立ち寄ります。
「縁切り神社」のほうがピンッとくる人が多いかもしれませんね。
私は「縁切り神社」と聞いて、悪縁を切ってくれる神社なんだ、と長らく思っていました。
ところが、悪縁を切り、さらに良縁を呼ぶことができるとのこと。
一石二鳥ではありませんか!
縁切り神社ではくりぬかれた巨石をくぐる祈祷を行います。
巨石は高さ1.5メートル、幅3メートルあり、中央の亀裂を通して神様のお力が円形の穴に注がれています。
巨石に参拝者の願いが書かれた「形代(かたしろ)」(身代わりのおふだ)が貼られていて、見た目はちょっと不気味です。
「縁切り神社」の効果はあるの?
縁切り神社の効果についてさまざまなエピソードを聞いたことがあります。
効果があったと結構聞きます。
しかし、遊び半分の気持ちですると痛い目を見るとか。
私は友人がある人と縁を切りたい、ということで一緒に縁切り神社へ行きました。
それまで晴れていたのですが、縁切り神社に着いた途端、雲行きが怪しくなり雨がザーッと強く降ってきました。
「縁を切るのを阻まれてる!」と友人と冗談めかしつつも、あまりのタイミングの良さにちょっと怖くなってきました。
縁切り神社は祇園から少し離れているだけなのにシンッと静かなので余計に怖い!
「これは諦めずにぜひとも祈祷せねば!」通り雨が止むのを待って祈祷しました。
その後、知人はその人と縁が切れました。
というか、顔を合わすことはあるのですが、驚くほど態度が変わり、何がどうしてそうなったのかわかりません!
もう縁切り神社のおかげとしか言いようが無く「効果があったね!」と驚きました。
私も仕事がうまくいってなかったのでくぐってみたのですが、ぼんやりとしたお願いだったからでしょうか知人ほどハッキリとした実感はありませんでしたが、それ以上に何か悪いことが起きるというのは無かったです。
悪縁を切って良縁に恵まれたいというのは、恋愛だけではないとのことですので、仕事や人間関係などに悩まれている方も祈祷してみてはいかがでしょうか。
「縁切り神社」の御祈願の方法
まず本殿に参拝。
その後、100円以上のお志を賽銭箱に納めて「形代」を台から取ります。
「形代」は終日置いてあるのでいつでも祈祷できます。
「形代」に切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書きます。
「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐります。
これでまず悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結びます。
そして最後に「形代」を巨石に貼ります。
岩をくぐるのを躊躇する人がほとんどです!
その場で先陣を切るとワラワラと人が待ち始めることも(笑)
形代が貼られているので穴が小さく見えてくぐれるか心配そうに見ている人がいますが、そこそこ体格の良い男性もくぐれているので挑戦してみてください。
アクセス 京阪「祇園四条駅」徒歩10分、バス停「東山安井」下車すぐ