出町柳の本店。名代豆餅はデパ地下でも購入できる方法を紹介!
出町ふたばは1899年創業の老舗和菓子店です。
出町柳と言えば「あの行列ができるお店があるところよね」と言われるほど有名で「名代豆餅」(1個170円)が看板商品です。
詳細は姜尚美さんの『何度でも食べたい。 あんこの本』で紹介されているので、旅行前にぜひ一読を。
行列に並んでも出町柳本店で購入して頂きたいな、と思います。
おすすめの理由は豆餅のデキたてがすごく美味しい!から。
まず餅の伸びが違います。
その食感がモチモチと柔らかく本当に美味しいです。
少しでも時間が経つと表面がかたくなっていきますので、出町柳の本店で買ってすぐに食べないとその食感は味わえません。
餅が柔らかいので豆のプチプチとした食感が際立って悶絶もの!
アンコは甘すぎず塩味が効いていて、あまじょっぱさがたまりません!
(左下)「栗餅」(秋限定 1個190円)
秋には限定の栗餅も並びます。
何度かリピートしているうちに「豆餅~!」といつしか禁断症状がでるまでに愛するようになりました。ふたばの豆餅をはじめて食べたとき「なぜもっとはやく食べなかったのか!」と後悔したほどです。ただ断っておくと名古屋などアンコの国から来られた方には甘さが足りないと感じるかもしれません。
豆餅のデキたてを味わうために、食べられる場所の紹介をします。
少し歩いたところに鴨川があり、ベンチもあり三角州(鴨川デルタ・小説鴨川ホルモーで有名です)あたりで座って食べることができます。
お茶など最寄りのコンビニか横断歩道あたりの自販機で購入していくと良いでしょう。
ふたばの豆餅以外の商品 (豆餅以外のおすすめ)
豆餅以外におすすめしたいのが、秋以降に販売される渋皮付の栗の入ったお赤飯。
ふたばのお赤飯は年中販売していて、ふっくらと炊き上げられてて優しい味が大好き。
普段からもふたばの赤飯を食べていますが、渋皮付きの栗が入ってる赤飯を見ると、秋だなぁと感じます。
この渋皮のほのかな苦味がお赤飯と合ってて美味しいです!
私は渋皮付の栗の入ったお赤飯をはじめて食べたのですが、その衝撃は雷ズドーンでした。
それ以来、このお赤飯があると必ず買ってしまいます。
いつ頃まで販売しているか店員さんに聞いたことは無いのですが、1月あたりまで売られていたような記憶があります。無くなり次第終了の季節限定だと思います。
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他にもさまざまな和菓子がケース内に並んでいます。季節感があり眺めるうちについついそちらも購入しがちですが豆餅がいちばんおすすめです。
行列に並びたくない、と思われる方も多いと思いますが接客がテキパキしているので見た目よりは進みがはやいです。
また出町柳であえて並んで買うのもいい思い出になるのでおすすめです。
テレビでも紹介されることがありますから見かける度に旅の思い出が甦りますし「並んだ」話は旅話のネタにもなります。
そして何よりも本店の雰囲気を楽しんで欲しいと思います。
豆餅が木枠の箱に並び、あっという間に空っぽになって奥から補充されていく様子は昔から変わらない光景で手作りの良さを感じることができます。
近くの下賀茂神社は世界遺産に登録されていて、観光がてらふたばに寄るのもおすすめです。
5月の「葵祭」の手を洗う場面がニュースで出てくる場所もありますし、「君が代」に出てくる石もあり、運が良ければ白無垢の花嫁さんが境内を横切ります。
手鏡の形の絵馬で有名な美人祈願の可合神社もあります。
名代豆餅
住所:〒610-1104 京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
京阪電気鉄道「出町柳駅」徒歩5分
京都駅 市バス「4系統」「205系統」「17系統」乗車約30分
営業時間 8:30~17:00 定休日 火曜日、第4水曜日(祝日の場合は翌日)
電話番号:075-231-1658(電話予約も可能です)
名代豆餅はデパ地下でも購入できます(デパ地下で買う方法)
豆餅は本店に赴かなくともデパ地下で購入することができます。
出町柳まで行く時間の余裕の無い方などの参考までに紹介します
午前10:30~、午後14時~
火曜、第4水曜日を除く(祝日の場合は翌日)
事前の取り置きについては販売員にお問い合わせしてください
JR京都伊勢丹・地下1階 京銘菓(京都駅)
月・水・金・土・日の正午から・午後2時30分から販売
※土曜日は午後2時30分からのみの販売 ※第4水曜日を除く